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マクラーレンMP4/2製作記(32)再びカウルの合わせ

BEEMAX/アオシマのMP4/2です。前回の製作記が2016年2月なので、7年ぶりということになりますが、手が止まった原因は何だったのか? それすら覚えがないので、再開する前に自分のブログを丹念に読み込むことから始めます。
保管についてはご覧のようにジップ付きのビニール袋に入れてありました。塗装面など特に問題なかったものの、デカールは箱の中に剥き出しの状態で置いてあり、表面に埃がこびり付いて厄介なことになっています。
まずはカウルのフィッティングを確かめようと、裏に付けてあった塗装用の持ち手を外そうとしたけど外れない..。マスキングゾルを使った仮止め部分がカリカリに固まっていたので、薄刃のニッパーをこじ入れるようにして外しました。
うーん、白塗装の前にきちんと合わせたはずが、合ってないですね。保管場所の気温が夏と冬とで30度以上の差があったので、カウルに歪みが出てしまった可能性もあります。
修正はプラ板の短冊に貼ったサンドペーパー(280番)から始め、最終的にはオレンジのバフレックス(1200番相当)で撫でるように整えました。5月の静岡ホビーショーで購入したCSヤスリは、いちいち両面テープを切って貼らなくていいので重宝しています。
あと、カウルの裏側とモノコックのどこかが当たって浮いているようにも見えたので、エナメルのジャーマングレーを筆塗りして干渉箇所をつき止め、モーターツールでその部分の肉厚を削いでフィットさせました。
モーターツールの切削片は静電気を帯びてしつこくまとわりついているので、中性洗剤で丸洗いしてから水滴を吹き飛ばし、GSIクレオスのグレーサフを部分吹きして白塗装に備えます。
前にも紹介しましたが、MP4/2の参考資料はこの2冊。スペインのKOMAKAI Booksは、文字どおりモデラー目線の細かいディテール満載でおすすめです。国内だとカスタムモデルズやワンワン屋さんで買えると思います。

1/43のメタル・レジンキットを中心に、模型製作のテクニックをわかりやすく紹介しています。
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