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マクラーレンMP4/2製作記(40)シートベルトとロールバー

マクラーレンMP4/2で未だ手付かずだったシートベルトとロールバーを作ります。まずは純正エッチングパーツの側面の凹モールドに0.3mmの穴を開け、長さを揃えた洋白線を3本通しました。そのうち真ん中の1本は0.5mmの真鍮パイプを被せ、太さにメリハリをつけています。ベルト用のリボンは幅が狭すぎるので、他のベルトセットからのり付きのものを使いました。
作業中でベルトの繊維がバラけて見苦しくなってきたら、ガスライターの火を瞬時に近づけるときれいになります。センターの丸バックルもエッチングだと立体感に乏しいので、ホワイトメタル製に交換しました。ショルダー部分の『BOSS』デカールは、他社製の大きめのものを探してきて貼り付け。繊維の凹凸には追従しにくいので、TRONの超強力軟化剤で半ば溶かすように定着させました。
ロールバーは無理に力をかけると折れるので、パーティングライン消しは作業は慎重に行いましょう。それぞれパーツの状態でサフを吹いて研ぎ出してから、流し込み接着剤を多めに塗ってがっちりと接着し、2-3日放置します。
キルスイッチの基部は0.8mmのパイプを支柱の右下へ串刺しに通して接着、ダイヤモンドディスクですり割りを入れました。
ハンドルのほうは0.25mmの洋白線を曲げてD字型のリングを作り、この後ミッチャクロン→赤で塗装する予定です。

1/43のメタル・レジンキットを中心に、模型製作のテクニックをわかりやすく紹介しています。
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