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マクラーレンMP4/2製作記(33)ストーンガードとフルードタンク

BEEMAX/アオシマのMP4/2はカウルを白で塗装しました。GSIクレオスのクールホワイトにグランプリホワイトを30%ほど混ぜ、ややグレイッシュにトーンダウン。白さが若干足りなく見えたフロントウイングのパーツにも重ね吹きしました。
ふと目についたラジエーターのストーンガードのフィッティングを見ようとしたら、純正のエッチングなのに微妙に隙間が..。ちょっと許せない感じだったので、プラ板で型紙を作り、菱形メッシュのエッチングを切り抜いて自作します。
実車写真をよく見ると、メッシュの外周に細い金属のフレームが付いていたので、0.5mm洋白線の断面がかまぼこ状になるようにヤスリで平らに削ってから、一辺ずつピンゼットで押さえながら半田付けしました。
メッシュの周囲を洋白線で囲うことで多少の強度も出るので、サイズは気持ち大きめに作っておき、プラパーツの内側に当たってつっかえる箇所はペーパーで削ってフィッティングしています。
同じく目についたブレーキとクラッチのフルードタンク。以前、シリコーンゴムで型取りして透明樹脂でコピーしたパーツの先に0.3mmの洋白線でピンを付け、ノーズの内側に取り付けました。
レジンのままだと透明度が高すぎるので、クレオスのフラットクリアーにグランプリホワイトを混ぜたもので乳白色に塗装します。
モノコックのパーツを閉じるとこんな感じ。フルードタンクからサスアームを通ってキャリパーに伸びるブレーキの配管は、0.3mm前後のソフトワイヤーを使う予定です。ガタつきや遊びの大きいタイロッドもなんとかしたいところですが、まずは車高(地上高)を決めないと先に進めませんね。

1/43のメタル・レジンキットを中心に、模型製作のテクニックをわかりやすく紹介しています。
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