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ルマンのBMW M1 – 小物パーツ

BAYMOのBMW M1は、1/43だと通常はデカールで処理されることの多いテールランプも透明レジンでわざわざ用意されているなど、充実した内容となっています。
バリを取ってボディに当てるとややきつめだったので、これから行う塗装の厚み分を考慮し、凹みのキワをタガネで削って余裕を持たせました。
グリルなどの小物パーツの仕上がりもシャープですが、ラジエターのメッシュ枠は洋白板で作り直したほうが良さげです。
板厚0.15mmだと糸鋸の切り抜きには耐えられそうにないので、外形を整えたものを0.2mmの洋白板にハンダ付けしてから作業しました。
内側のラインをヤスリで整えてから裏側の板の外し、目の細かいステンレスのメッシュと重ねて再ハンダし、枠の外を大まかに切り抜きます。
枠外にはみ出したメッシュを、ダイヤモンドディスクで慎重に削り落とせば完成。BMWのアイコンであるキドニーグリルのパーツも、フィッティングを緩めに調整しました。
サイドミラーはセブリングタイプですが、やや大きめだったので一回り小さく削り、鏡面をはめ込むための凹みを彫ります。
実車画像を確認すると左右で取り付け位置が違っており、ミラーの向きも右舷側がより内に向いていたので、ステイの根元を削ってそういう感じに調整しました。

1/43のメタル・レジンキットを中心に、模型製作のテクニックをわかりやすく紹介しています。
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