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レトロなII号戦車製作記 – エキゾーストとアンテナケース

そういえば物心ついた頃から「詰めが甘い」と言われることの多い人生でしたが、模型のほうも同様で、そんな自分を少しでも変えてみたいと(笑)、排気グリルの留め具をきっちり仕上げてみました。
材料は縦のバーの間隔保持に使ったプラ角棒。適当な長さに切ったものを車体の裏側に、流し込み接着剤でがちっと固定します。
1日置いてグリルを取り外し、出っぱりの長さを揃えてから、デザインナイフで切り取ったグレーのリベットを接着。右奥にエキゾーストの延長パイプを追加すると共に、前回作った導風板もフィッティングをやり直しました。
そのエキゾーストパイプとマフラーのタイコをライフカラーのDUST&RUSTセットで塗装。アクリル塗料の番号順に塗るだけで、見事に錆びサビになってくれます。
ウェザリングカラーのグレーを筆塗りして、オレンジすぎる色味を抑え、車体後部に仮組みしてみたところです。
アンテナを支えるケースは黒パテで突き出しピン跡を埋め、それを支える台座はタガネとヤスリ、モーターツールで中央が抜けている感じに削り込みます。
アンテナ基部の板バネは、IV号F型で余っていたエッチングパーツを流用しようかと思いましたが、形状を参考に三角ヤスリでモールドを刻むだけで十分でした。
ダークグレーのサフで仕上がりを確認してからフェンダーに接着。ボイジャーのII号C型用のエッチングから補強板を追加しています。
以前はこの手のパーツの接着に5分硬化型のエポキシを練っていましたが、セメダインのハイグレード模型用を知ってからは気軽に臨めるようになってありがたいです。

1/43のメタル・レジンキットを中心に、模型製作のテクニックをわかりやすく紹介しています。
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