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P4/5製作記15-赤く塗れ!

今回のテーマは『赤の塗装』ですが、このように所々でエッジが立ったボディをそのまま塗ると色むらが生じやすいので、色々と工夫が必要です。まずはダクトの内側など、エアブラシの霧が届きにくい部分に赤を吹きました。画像ではマスキングゾルで周辺を覆っていますが、逆にコントラストがつき過ぎて苦労することが分かったので、やらないほうが賢明です。
ボディは3ピースに別れており、できるだけ色の差が出ないように一体化してから塗装しました。シャシーの裏にプラの角棒を仮止めし、ラジオペンチで挟んで持ち手にしています。
エアブラシの塗装で重要なのは塗料の希釈具合。薄すぎてもなかなか色が乗りませんし、濃すぎると塗膜がザラザラになります。薄め液の割合が50%ぐらいから試し吹きを始めて、ご自身の感覚で気持ちよく吹けるポイントを妥協なく見つけましょう。
1回目は筋彫りやエッジの峰だけを狙って、2回目は全体がピンク色に染まるまで、3回目で再び筋彫りとエッジをやや広範囲で狙い、4回目は全体的にしっとり艶が出るまで、5回目は色が薄く足りない部分を補うようにザラ吹き、6回目にようやく表面が濡れてツルっとした感じに仕上げました。
食器乾燥機に入れて低温で1日ほど乾燥させてから、ルーフにカーボンデカールを貼っていきます。個人的にモデラーズのD924という品番のものが好みで、それを帯状に切ったものをクレオスのマークソフターでピラーの曲面に馴染ませました。
このように僅かに飛び出たデカールの端は、水を含ませた綿棒を半田コテの先で熱した『蒸し綿棒』を使って密着させています。
ノーズの跳ね馬のエンブレム、両サイドのスクーデリア・フェラーリのデカールは発色の良い別売品を、それ以外はキットのデカールを使いましたが、意外に貼りやすかったです。
デカール貼りを済ませて改めてボディを眺めると、塗膜の表面に僅かなブツブツが目立ったので、トレカットのピンク(目の細かいサンドペーパー)で軽く削り、コンパウンドで磨いてからクリアーのオーバーコートに備えました。

※ハセガワ・トライツールのセラミックコンパウンドは、磨いた後のカスが筋彫りに詰まりにくくて重宝します。

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