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P4/5製作記14-バキュームの続きと白いボディ

ツイッターで時々呟いているX3modelのP4/5の製作まとめです。試し抜きしたバキュームパーツをボディに当てがい、修正点を見極めたところで、原型の表面を240-320番のサンドペーパーでやや直線的に削りました。
仕上げはスーパーバフレックスのイエロー(800番相当)。裏面にマジックテープが付いていて、その適度なクッション性のおかげで曲面を良い感じに均してくれるので助かります。
ボディと一緒にウレタンサフで2回目のコート。ウインドウの原型はぼってりと厚めに、ボディのほうはレジンの下地が露出した箇所を中心に薄めに吹いています。
次は白い塗料で下地を作りますが、厚吹きするとこうした面の谷間に塗料が溜まってダルくなるので、あらかじめ溝を深くしておくなど、対策を講じておきましょう。
ロックペイントの実車用ウレタン塗料を、0.2mmのエアブラシで吹けるくらいに希釈して吹きました。重ね吹きのインターバルは30分ぐらいで、都合4-5回は吹いています。
チンスポイラーとリアフェンダーも忘れずに塗装…。窓の内側はザラザラにしたくなかったので、試し抜きのバキュームパーツを使ってマスキングしました。
食器乾燥機に入れて3-4時間加熱すれば硬化完了ですが、念のために半日ほど放置してから研ぎ出し開始! 基本は1000番のサンドペーパーで水研ぎです。
スポイラーやダクトの奥の平面部分には当て木を、それもなるべく幅の狭いものを使うと角の削り過ぎが少なくなります。裏面がノリ付きのトレカットが便利です。角が出にくい…と書きながらも、攻めすぎるとグレーサフの下地が顔を出すのが世の常です。この後の赤の発色に微妙に影響するので、念のためにクレオスの白サフを部分吹きして対処しました。
今回の赤は濃いめに! かつて横浜の中華街にお店のあった『バラッカ』さんのF2008 Redを使うことにします。とても深みのある色合いの塗料です。

1/43のメタル・レジンキットを中心に、模型製作のテクニックをわかりやすく紹介しています。
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