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YOW MODELLINIのP4/5C製作記-31

P4/5Cは城攻めで外堀を埋めるように、足りないパーツを『1日1個』目標で作っています。ステアリングはガスコンロで焼きなました真鍮線でリングを作成。プライヤーで挟んで直線部分を作り、洋白板のスポークと合わせて半田で一体化しました。
画像では半田の量が多くて余計なところに流れていますが、幅広のタガネをかんな掛けのように使って形を整え、ジャーマングレーとタミヤアクリルのフラットブラックで塗り分けました。
助手席側の床やバルクヘッドには、ジャンクの中から見つけた補器類のレジンコピーを適当に塗ったものを接着しています。
ウインドウの接着はエポキシの点付けで行いました。もし全周にわたって付けてしまうと、押さえたときに表にあふれて汚く見えるので、目立たない部分を選んで必要最小限にしましょう。タイヤ/シャフトの固定も5分硬化タイプのエポキシを使いますが、4輪のアライメントを一度に固めるのは難しいので、最初に後輪だけ付ける安全策をとりました。実際にエポキシがガチっと固まるまで、半日くらいは置いたほうが安心です。
前輪のほうはまずシャフトの位置が固まってからシャシーを外し、内側のタイロッドと真鍮パイプの接合部分に瞬間接着剤を流し込んでいます。
実際にタイヤを左右に動かしてみると、可動域が狭い! ホイールアーチの内側のクリアランスをもっと広げておけばよかった…と反省しました。
ボディ表面にコーティングポリマーを塗って拭き取り、ワイパーやカナード、ウイングなどを順番に取り付けていきます。あと残っているのはテールランプ、これは3Dプリントで作る予定です。

1/43のメタル・レジンキットを中心に、模型製作のテクニックをわかりやすく紹介しています。
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