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P4/5製作記16-クリアーコートのあれやこれや

今月中には完成するだろうと思っていたX3 modelのP4/5ですが、見込みが甘すぎましたね…。今回はボディのクリアーコートとインテリア工作です。
ルーフに貼ったカーボンデカールのタッチアップついでに、ヘッドライトの内部をジャーマングレーで塗りました。ボディの赤との境界線は、エアブラシでマスキングするより筆塗りのほうが綺麗に決まります。
クリアーコートは数回に分けて、ドライ(砂吹き)とウェット(濡れ吹き)を交互に繰り返すようにすれば、デカールが溶けるといったトラブルもなく、塗膜の厚みもほどよく稼げてスムースな表面を得られると思います。
もし途中でホコリを噛んだのに気づいたら、すぐに手を止めてピンセットで摘めるものは取り除いてしまいましょう。しばらく経って発見したホコリについては、慌てずにしっかり乾燥させてから、サンドペーパーやスポンジヤスリで削り落とした後に再開します。
クリアー吹き5回か6回直後の画像がこちら。ヘッドライトのマスキングは、完全に乾燥する前に剥がしておいたほうが良いです。よく見ると向かって左のリアフェンダーにホコリが乗ってしまっていますが、これについては磨きで対処する予定です。
クリアーをしっかり乾燥させている間に、コクピットの工作を進めます。レジン製のパーツは原型製作時の積層痕が所々に残っていたので、表面にサンドペーパーを当てて目立たないように均しました。
エッチングのシフトパドルが所定の位置に収まらないので、双方を削ってなんとか合わせています。PCで設計したキットの宿命みたいなものですかね。
ライトグレーのサフを吹いて表面の状態を確認します。レジンの地肌では見えなかったキズや凹凸が浮かび上がってくるので、パテや細切りのサンドペーパーを駆使して、気になる箇所を一つずつ潰すように整えていきましょう。

1/43のメタル・レジンキットを中心に、模型製作のテクニックをわかりやすく紹介しています。
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