参考のために購入したタミヤのIII突B型で、主砲のパーツをドラゴンのそれを比較してみました。ボリューム的にかなりの違いがあって、実物の写真から受けた印象ではタミヤのほうがしっくりきそうなので、さっそく移植手術を行なうことにします。
1/35で描かれた図面を見ながら試行錯誤を重ねているうちに、防盾の高さをほんの少しだけプラ板で伸ばすと、見た目にバランスがとれることが判りました。
ライフリングが刻まれた砲身の下側には、真鍮線をコの字に曲げて作った砲口カバー用のフックを追加しています。
戦闘室の右側面に付く装甲板には、マイナスネジを埋め込む作業を行ないます。ディバイダーとモーターツールのビットで当たりをつけ、ピンバイスで0.4mmの穴を開けてから、パッションモデルのパーツを挿入しました。
ここで全体を仮組みして、完成後の雰囲気をチェック!
今回モチーフにしている”192突撃砲大隊”の車両です。マーキングはタミヤのB型に入っているデカールが使えそうですね。
※ 画像は洋書『Panzer Color Vol.1 Squadron/signal publications』からお借りしました。