God Dwells in Small Things

III号突撃砲D型-22

モデルカステンの可動式履帯(キャタピラ)、組み立てには時間が掛かり、扱いが乱暴だとすぐにピンが外れて壊れ易いものの、そのバリエーションの多さとディテールの再現度に優れているところがお気に入りです。変なところに押し出しピンの痕が無いのも良いですね。

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その履帯・足回りの塗装は『アーマーモデリング2011年5月号』の特集記事を参考に、燃料用アルコールとアクリル系塗料を使った『溶剤落とし』の技法にチャレンジしてみました。

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まずは基本色となるブラウン+ブラックをラッカー系で作り、履帯の表裏全体にエアブラシ。続いてタミヤアクリルのバフを溶剤でかなり薄めに溶いたものを筆塗りし、しばらく乾燥させてから、燃料洋アルコールを含ませた綿棒で擦るようにして下地色を露出させます。

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転輪や起動輪にも同じくアクリルバフをエアブラシ、乾いてから燃料用アルコールで洗うようにして塗料を落としました。どうやらバフを塗ってからの乾燥時間が長くなるほど、アルコールでの落ち方も鈍くなるようで、そのタイミングを見計らうのが難しい‥。とはいえ、足回りの埃っぽさを表現するには簡単かつ効果的な手法だと思いました。

1/43のメタル・レジンキットを中心に、模型製作のテクニックをわかりやすく紹介しています。
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