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ファインモールドのくろがね四起製作記-10

僕の模型作りは約3ヶ月のスパンで計画を立てていますが、ご存知のようにそれで作り切れたためしがありません。でも、このくろがね四起に関してはキットの出来の良さもあり、「まぁ年内には完成するんじゃないの」と楽観的に見ていました。
ところがやっぱり「スリットは抜かなきゃ」「突き出しピン跡を埋めなきゃ」「継ぎ目は消さなきゃ」といった強迫観念 マイルールから逃れられず、未だにこういった作業を続けているわけです。
ボディを流し込みの接着剤で組み立てた時も「パネル同士が隙間なくピタッと合わさって凄い精度!」と感動を覚えたんですが、しばらく経つうちにパーツの内側の継ぎ目が気になり始め、黒瞬着を盛ってから、上辺のエッジを一定の幅だけ残す感じでフラットに整形しました。
Aピラーの下部から続くエッジにも違和感を覚えたので、レストア車両の画像を参考に、角を丸く落としてあります。表面の小さな丸穴は、コクピットと方向指示器を結ぶワイヤーの出口で、後で真鍮パイプでも差し込む予定です。
そして今回の仮組みで初めて気がついた、この狭小部分のパーツの継ぎ目。「うーん、パテ埋めとペーパー掛けは大変そうだな」と憂いても物事は前に進まないので、とりあえず目の前のメーターパネルの工作に集中します。
ベースとなる板は0.15mm厚の洋白板。最初から寸法きっちりに切り出すのではなく、少しだけ余裕を持たせておき、メーターやスイッチ用の穴を開けてから、相互にバランスを確認しながら詰めていくと失敗が少ないです。
メーターのリングは真鍮パイプで、パネル外周の飾りモールの上半分は、極細の洋白帯金を曲げてベースの縁に半田付けしました。
モールの下辺部は独特の形をしているので、まず洋白板で内側のラインを作ってから、ベースの板に重ねて半田付けします。
全体にしっかり半田を行き渡らせたら、外側の余分な箇所をモーターツールとサンドペーパーで削り取り、モールを細くすれば完成! 今回のタミヤからの発売を機に、MS.Modelsさんあたりでエッチングセットを出してくれたら話が早いですね。
インパネに残してあった凸モールドは削り取り、メーターのデカールが収まるように、数ミリ低く段差を彫り下げました。デカールは水には浸さず台紙ごと、上から透明ガムテープを貼ってガラスを表現しましたが、厚みが薄すぎたのかボコボコに波打ってますね。いつものセロハンテープにすれば良かったです。

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