ボイジャーのエッチング製クランプ(PE35001)ですが、新版と旧版を比べると大きさに差があることに気がつきました。I号やII号戦車など車体が小さいものは旧版のほうが悪目立ちしなくて良いかもしれません。今回のIII号E型は新版のほうで統一しています。
マスキングゾルで工具に仮止めした状態で、フェンダーの所定の位置に取り付けます。始動クランクの握り部分はパーティングライン消しがうまく出来なかったので、0.9mmの真鍮パイプで置き換えることにしました。
先日作ったジャッキ台なども取り付け完了。消火器ホルダーは吸気グリルの張り出しと干渉しないように注意が必要です。接着剤は強度ガッチリ安心のメタルロックですが、ちょっと独特の臭いがあるのが難点ですね(笑)
再び車体前面に戻って、フェンダーの裏と車体を繋ぐ連結部分です。アベールのフェンダーセットに含まれていたパーツとアドラーズネストのSSボルトヘッドを組み合わせました。
ボルトの頭は面倒でも1本ずつピンバイスに固定し、回転させながらヤスリを当てて面取りしています。フェンダーを支えるL字型のバーは直径0.9mmの洋白線です。
曲げるポイントに90度の切り込みを入れ、ゆっくり折り曲げた後に半田を流して補強しました。
車体側への取り付けは、まずゼリー状の瞬間接着剤を少量使って仮止めし、位置を調整してから通常タイプの瞬間接着剤を針の先にすくったものを流し込むとキレイに決まります。