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P4/5製作記24-小物パーツとボディ裏の塗り分け

X3modelのP4/5、今回はサイドマーカーやブレーキダクトといった小物パーツの製作方法を紹介します。ご覧のとおり現物合わせの出たとこ勝負で作っているので、なかなか一回では決まらないことが多いです。
キット付属のエッチングと短冊状に切ったアクリル板を瞬間接着剤で一体化してから、周囲を400と600のサンドペーパーで削り落としました。アクリルという素材は硬く、無理にナイフを使うと簡単にクラックが入ってしまうので注意が必要です。
塗装はクリアーオレンジにフラットベースを混ぜて抑え気味にしましたが、若干暗すぎたので塗り直さないとダメかなと思っています。
フロントのブレーキダクトは単純な黒でなく、カーボンデカールを貼ってケレン味アップ! このように小さいパーツは、あらかじめ型紙を作って切り抜いたものを貼ると扱いやすくなります。
ボディに取り付けてみるとエッジの厚みが気になったので、外側を薄く削り込んで仕上げ直さないとダメかなと思っています。
逆に、ルーフに貼ったカーボンデカールは網目がやや目立ちすぎるので、スモーククリアーを吹いてトーンを落とした後、#1500のサンドペーパーで研ぎ出してから再びクリアーコートしました。
テロっとした艶を追求したせいで塗料が多めとなり、エッジに溜まってしまっていますね。これもしばらく乾燥させてから、研ぎ出しとコンパウンドで仕上げ直さないとダメかな…。
ボディ裏はジャーマングレーで黒く塗りつぶしました。筆ムラが気になるところは2度塗りするか、エアブラシでふわっと重ね吹きすると綺麗に仕上がります。このドアの内張り部分がまさにソレですね。
最初に筆で赤い部分との境界線をきっちり塗り分けておくと、たとえエアブラシのマスキングが曖昧でも仕上がりはきちんと見えます。一つひとつの作業負担をできるだけ軽くする、役割分担の考え方です。
Aピラーの後方には謎のボタン状のモールドがあったので、0.2mmの鉛線をリング状に丸めたものを、0.5mmの洋白線と組み合わせて後付けしました。
取り付けはセメダインのハイグレード模型用です。艶のあるルーフと、つや消しのインテリアのコントラストが気に入っています。

1/43のメタル・レジンキットを中心に、模型製作のテクニックをわかりやすく紹介しています。
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