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P4/5製作記25-リアカウルの塗り分けとフィッティング

P4/5はリアカウルにエッチングのメッシュを取り付け、内側をジャーマングレーで塗りつぶしました。ここも最初に筆で色を乗せてからエアブラシで同色をオーバーコート、マスキングの手間が減るので助かります。
裏面のディフューザーは左右のスプリッターの周囲をマスキングしてジャーマングレーを吹き、乾いたらマスクを剥がしつつ、赤色の境界をボカすようにエアブラシで仕上げています。
エキパイの出口にエッチングの遮熱板を貼るとこんな仕上がりです。かなり奥のほうまで透けて見えるので、エンジンを細かく塗り分けた甲斐がありました。
リアカウルの作業と併行して、ボディとシャシーのフィッティングも確認します。仮組みではぴったり合っていたはずが、塗装の洗礼を受けると微妙に寸法が変わり、合わないところが随所に出てきます。
リアのホイールアーチ前方にあるインダクションボックスは、所定の位置に接着するとボディの縁に当たって合わなくなるので「どうしたもんかな?」と悩むこと数日…。
発想の転換というほどではないにせよ、ボディの裏側に取り付けることであっけなく解決しました。こういうの、説明書にひとこと書いておいてもらえるとありがたいです。
また、フロントのラジエターアウトレットにメッシュを接着して「わぁカッコいい!」とシャシーに被せてみたら、そのわずかな厚み分を計算せずにラジエターと干渉するというポカもあり…。
泣く泣くメッシュを外して、表側の塗膜に影響が出ないように削り込んで解決しました。とんだ冷や汗ものですが、レジンキットにはありがちな罠です。

1/43のメタル・レジンキットを中心に、模型製作のテクニックをわかりやすく紹介しています。
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