God Dwells in Small Things

テクノモデルのTipo33/2 – インテリアの続き

タメオの500F2が停滞期に突入したので、SHSの合同展以降、放置状態だったアルファロメオTipo33/2を仕上げて完成させます。
いちばん厄介に思えたサイドウインドウの小窓の筋彫りですが、新しく絞り直したバキュームパーツに、洋白板で作った型紙をセメダインで貼り付け、ズレやがたつきを無くした状態でけがき線を入れていきます。
『貼って彫って剥がす』という手間はかかりますが、二重線の外と内用の2種類の型紙を用意することで、苦手意識を克服できました。
前後の窓もバキュームし直し、窓枠に接着してからクリアーをたっぷり吹いてコーティングしておきます。
メーターパネルはエッチングの平板にデカールを貼る構造なので、洋白線を丸めたリングを追加して立体感を強調しましょう。
飛行機模型でキャノピーパーツのコーティングに使われるGauzy をリングの中に1滴たらし、ガラスっぽい光沢を出しました(水性のクリアー塗料でも代用できるかと思います)。
センターコンソールのスイッチは0.35mmの洋白線で、座金部分は極細の鉛線をリングにしたものを接着しています。
じつはクローズドボディのインテリアはよく見えないので、かなり派手目というかケレン味を強くしておいたほうが、バランスがいいですね。

1/43のメタル・レジンキットを中心に、模型製作のテクニックをわかりやすく紹介しています。
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