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テクノモデルのTipo33/2 – 2回目の赤塗装とクリアーコート

先日の静岡ホビーショー・合同作品展に持っていったテクノモデルのTipo33/2ですが、どんな具合に塗ったのか? 記録を残しておいたほうがいいので、製作記事としてしばらく続けます。
経験上、エアブラシの霧が届きにくいインテークの奥などは、あらかじめ筆で色を差しておくと仕上がりが綺麗です。前回はフィニッシャーズのディープレッドにクレオスのマルーンを混ぜて「血の赤」にしました(割合は5:2くらい)。
が、これだと吹き重ねによって色ムラが出やすく、扱いが難しかったので、今回はそこにあずき色を足すことで(つまり5:2:2)ピーキーさを抑えて吹きやすくしています。
赤の塗料を捨て、ブラシのカップを洗浄せずにクリアーを足してまるッと1回コート。乾燥機に1日くらい入れれば手で触っても跡がつかないくらいにまで乾燥するので、取り出して窓枠のフィッティングを確認していきます。
テールランプは塗料の厚みで所定の深さまで入らず、穴の内側を削るなど調整が必要でした。
そんなこんなで色々な作業をやっているうちに、クリアーの塗膜が研ぎ出し可能な状態にまで乾燥! バフレックスや神ヤスなどを駆使して、表面の細かい凹凸を均していきます。
最後、別体で作ったサイドマーカーを付けてから仕上げのクリアーを吹こうとしたけれど、どこにも見当たらず..。塗料棚の脇に1つだけ転がっていたのを発見し、その大きさを参考に1.4mmの洋白線をテーパー状に削り、超特急で作り直しました。クレオスのスーパークリアーIIIを4回に分けて、間隔は1時間ほど空けて吹き重ねます。自分の吹き方の癖でしょうか? サイドのインテークからルーフにかけて立ち上がる箇所が厚ぼったくなってしまうので、次からブラシの動かし方を変えてみようと思っています。

1/43のメタル・レジンキットを中心に、模型製作のテクニックをわかりやすく紹介しています。
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