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タメオの500F2- カウルの修正と小パーツの磨き

ボンネットのパーツは湯口のまわりが薄くヒケていたので、パテ代わりにメタルのランナーを溶かしたものを盛って修正しました。16分と長めの動画なので、おヒマな時に見てってください。

序盤で黒パテを使っているのは、熱で溶かしたくない部分を保護するのが目的です。メタル盛りのメリットは、すぐに整形作業に入れるところと、経年変化の心配がない安心感がいいですね。
前回、貫通させたサイドパネルとフレームをマスキングゾルで仮止めし、リアサス基部のエッチング板を半田付けしました。
コクピットの開口部のエッジをモーターツールで薄く攻めつつ、メーターパネルの傾き具合を確認します。
コクピット前方の隔壁はエッチングを折り曲げたり型にはめて曲げるように指示がありますが、肉厚で素直に曲がってくれないので、ドリルの軸などを基準にプライヤーで曲げたほうが綺麗に仕上がります。
フロアのトンネルも同様に…。作業中についてしまった表面の傷や細かいうねりは、形が決まった後でやすり・サンドペーパーで綺麗に仕上げておきましょう。
出来上がったバルクヘッドを仮組み。山型のメタルパーツのフレームは、どうあがいてもピッタリ合わせられないので、何か対策を考えないといけません。
アイデアが浮かんでくるまで、メタルパーツの磨きでもやっときましょう。リアのデフギアやドライブシャフト、シフトレバーなどユニットごとに仕上げていくと、満足感が積み上がる感じがあっていいですね。あと、最近のキットはメタルと言えど精度が高いので、円柱状のパーツはランナーを少し残してカットし、モーターツールにくわえて回転させながら整形できるのでありがたいです。
エンジン右脇のリザーバータンク風のパーツには、レベルゲージのつまみのようなものがあるので、ジャンクパーツのエッチングから似た形状のものを持ってきて、中央に穴を開けて差し込みました。
合わないフレームは、丸ごと作り直すしかないかな?

1/43のメタル・レジンキットを中心に、模型製作のテクニックをわかりやすく紹介しています。
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