God Dwells in Small Things

タメオの500F2- 53年じゃなくて52年型だった!

このフェラーリ500F2はFB上で依頼主と相談しながら作っているんですが、「レースの仕様はイギリスGPでOK?」と確認したら「いや、前から伝えてたことだけど、エキゾーストが短くて水平のフィンがない車がいい」だって(笑)
ごめん! メールを確認しなかったオレのうっかりミスでした。その仕様ならWCT52のキットが適してるので、振り出しに戻ってこちらを進めます。
さっそく開封してみると、タメオにしてはバリや型ズレが目立ち、エンジンやギアボックスもバラバラなので、昨日までイジっていた’53年型よりも難物! 手が掛かりそうな印象です。
まず最初にベースへの固定方法を考えないといけないので、エンジンの下部パーツとシャシーをM1のネジ4本でしっかりと結合します。
リア(後輪側)はネジで止められそうな場所がないので、シャシーに真鍮帯でブリッジを渡し、その中央にM1.6のタップを切るという苦肉の策を取りました。
続いてフロントのサスペンション、ここもまた見事なほどバラバラなパーツ構成で、とりあえずどんな感じに組み上がるのか? ドリルで結合用のピン穴を開けながら仮組みを行いました。
このキットはエッチングパーツの曲げ加工も多いので、ミニサイズのスコヤか小型のエッチングベンダーがあると重宝します。
また、メタルパーツの表面を磨くのは、極細のグラスファイバー製のブラシがあると便利です。

モーターツールのビットの先にドラムのパーツを差し、回転させながらブラシを当てると効率よく磨くことができます。
作業中は細かい繊維が砕けて空気中を漂うので、掃除機で吸い込みながらやるか、不織布マスクを付けましょうね。

1/43のメタル・レジンキットを中心に、模型製作のテクニックをわかりやすく紹介しています。
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