God Dwells in Small Things

BosicaのスピードスターVol.50 エンジン搭載

はい、前回のエントリーで作ったスロットルリンケージの出っぱりですが、エンジンフードの裏のどこかに当たって閉まりません!
そんな時はあやしいところにエナメルのジャーマングレーを塗り、何度か開け閉めを繰り返します。するとグレーの塗膜が剥がれた箇所が見つかるので、その周辺を少しずつ削って干渉を無くせば一件落着です。
前々回あたりに作ったプラグコードの先端には、0.3mmの真鍮線を丸めて作ったリングを追加しました。半田付けするほどの強度は必要なかったので、瞬間接着剤の点付けでOKです。
完成したコードを黒く塗り、所定の位置へ順番に接着していきます。エナメル系の塗料なら、作業中にコードが曲がって下地が出てもタッチアップは簡単です。
そして遂にエンジンとシャシーが合体! でも今度はエキゾーストパイプが所定の位置に収まらず四苦八苦w シリンダー側の差し込みを曲げたり伸ばしたりすること40分… けっきょく調整作業そのものをあきらめ、別の手段をとりました。
マフラーの太鼓に半田付けされていたエキパイ4本を取り外し、太鼓の本体をシャシーの裏側に瞬間接着剤で固定。それが完全に乾いてから、柔らかくてクセ付けがしやすい0.8mmの半田線でマフラーの穴とシリンダーとを結びます。
ちなみに柔らかい半田線の曲げ伸ばしには、フラットタイプのピンセットを使うと、余計な傷が入りにくいです。次回はエンジンの奥にちらっと見えるオイルフィルター等の補機類を作る予定です。

1/43のメタル・レジンキットを中心に、模型製作のテクニックをわかりやすく紹介しています。
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