’83年のニュルブルクリンクでベロフが乗った956はセブリングタイプのミラーが付いており、当初は既存のメタルパーツを複製して使うつもりでしたが、3Dプリントで作れそうな気がしたので、Fusion360の教本を引っぱり出してきてチャレンジ!
サーフェスモードに戸惑いながらも、なんとか形になってくれて良かったです。プリント後はいつもの調子で、0.15mm厚の洋白板から鏡面を切り出します。
塗装はクレオスのサーフェイサー1500を吹いて、表面にうっすら残る積層痕をサンドペーパー#600で均し、再びサフをつるっと吹いて、今度はスポンジやすりで撫でるように仕上げ、ジャーマングレー寄りのセミグロスブラックを吹きました。
洋白板の磨きは精密研磨フィルムで4000→8000→10000番まで行い、接着はいつものセメダインハイグレードで、はみ出さないように虫ピンの先で一発投下します。
鏡面にはなるべく触れないように、乾いた綿棒の先でつついて微調整すれば完成です。