God Dwells in Small Things

Bosicaの356Speedster製作記-20

皆さまご存知のように、熊本で大きな地震がありました。度重なる余震で家屋の倒壊に合われた方も多いかと思います。亡くなられた方にはお悔やみを申し上げると共に、できるだけ早い復興を望んでいます。今、僕ができることといえば義援金を送ることと、これまで通り模型を淡々と作ることくらいです。では、本日もボシカの356スピードスターの進捗報告です。
DSCF8331インテリア工作の続きで、3連メーターの文字盤を作りました。ガラス替わりのセロハンテープをデカールの上に貼り、真鍮パイプで作ったポンチで打ち抜きます。
DSCF8332ナイフで周囲をトリミングして挽きもののメーターリングの中に収め、ダッシュボードへの仮組みも済ませておきます。
DSCF8333ステアリングホイールは、キット状態で白い樹脂パーツの完成品が入っていました。外側にパーティングラインが残っていたので、サンドペーパーとスポンジヤスリで目立たなくし、センターボタンは黒染め液で着色後、ポルシェのエンブレムを貼りました。ちょっと危険ですが、トロンのタイヤ用デカール軟化剤を使って定着させています。
DSCF8350ドアの内外に付けるハンドル。ホワイトメタルのパーツにメッキを掛けたものですが、ボシカのキットの凄いところは、メッキ処理の前にパーティングラインをきちんと処理してある点。他のメーカーはそのまんまが普通ですからね。
DSCF8351内張りに差すアルミのリベットですが、頭のサイズが0.7mmでやや大きい感じ‥。どうしても気になるようなら、0.5mmくらいの小さいものに変えるかもしれません。
DSCF8314パーティングラインといえば、ボディと共色で仕上げるバンパーのことをすっかり忘れていました。#400のサンドペーパーとスポンジヤスリで表面を整えます。
DSCF8318フロントバンパーは、ボディのほうに取り付け用の真鍮パイプが必要です。外径1.1mm、内径0.9mmのパイプを短く切ったものを揃えました。
DSCF8317リアはそのままで大丈夫です。明日は2度目のサーフェイサーを吹きたいですね。

1/43のメタル・レジンキットを中心に、模型製作のテクニックをわかりやすく紹介しています。
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