God Dwells in Small Things

楽プラのカウンタックを塗る

塗装不要の楽プラを敢えて塗ってしまうという不毛な製作記です。ボディ表面の凸モールドは塗装と研ぎ出しの邪魔になるので全て削り落としましたが、ノーズのエンブレムについてはひと捻りしてみましょう。
0.15mmの洋白板をキットのシールに合わせてトリミングし、洋白線を半田付けして取り付け用の脚とします。
ボディ側は洋白板の厚みのおよそ半分ほど低く彫り下げ、一体感を高めるようにしました。
サイドマーカーのモールドも削り落として、余ったエッチングパーツから見合う大きさの正方形を切り出し、エッジと表面をピカピカに磨いておきます。
パーツの表面にUVレジンを盛り上げ、紫外線を当てて硬化させ、フラットベースを混ぜたクリアーオレンジで塗装しました。
今回のボディカラーはメタリックブルー!と決めていたので、ベースカラーには隠蔽力のあるFinishersのブルーパープルをしっかり厚めに吹き重ねました。
2-3日乾燥させてから、バフレックスの2000番と3000番で研いで下地を整えます。
「意外と紫系が似合うなぁ」と思ったので、ガイアのプライマリーメタリックブルーにクレオスのクリアーレッドを混ぜてみたけれど、色味はさほど変化せず「赤をもっと追加すべきだった」と思いました。色の道は難しい!

オーバーコートはクレオスのスーパークリアーIIIで、ドライからセミドライ気味に吹き重ねて塗膜を厚くし、3000番で中研ぎを入れました。
台所洗剤をつけた歯ブラシで筋彫りの奥の汚れまできれいに洗い流してから、最後はウェットに吹いて乾燥を待ちます。

Leave a reply

*
DigiPress

1/43のメタル・レジンキットを中心に、模型製作のテクニックをわかりやすく紹介しています。
Welcome to my site! The focus here is representing 1/43 hand-built model cars.
Return Top