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Re:タメオの500F2(19)小物パーツの接着剤の使い分け

タメオのフェラーリ500F2は細々としたパーツを取り付けてひとまず完成しました。
ドラムブレーキに取り付けるブレーキホースは、0.2mmの洋白線にリード芯線をスプリング状に巻いたもの。プライヤーで形を作り、マスクゾルを仮止めの接着剤にして車体に取り付け、不具合がないかどうか確認します。
形状がOKなら光造形レジンを染み込ませて紫外線を当てて硬化させ、エナメルのホワイトベージュで塗装し、黒瞬着でブレーキ側に取り付けました。
練りゴムは接着の際の仮止めにも便利です、という例。サイドミラーはグラつかずカチっと固まってほしいので、理想の角度を決めた後、カウルの裏側からダボの周囲に瞬間接着剤を流し、ティッシュで余分を吸い取っています。
風防のステイは水平が出ないとカッコ悪いので、最初に左側を固定し、それに合わせて右側の角度を調整するといいでしょう。ゆっくり固まるエポキシ接着剤がおすすめです。
エポキシ接着剤を練る際はヘラ状のものを使うことで、均一に混ざって硬化不良を防ぐことができます。また保管中にキャップのネジの隙間から中身が漏れてくるので、サプリメントの計量カップなどに立置きすると良いでしょう。
風防の透明セルとフレームの接着にセメダインのハイグレード模型用を使ったことは前に書きましたが、そのフレームと左右のステイの固定にも、同じハイグレード模型用の水溶きを使いました。

透明度が高く、乾くとほぼ見えなくなるので、あまり強度を必要としない箇所に多用するほか、少量を仮止めとして使った後に瞬間接着剤で補強するなどの合わせ技にも便利です。

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