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Re:タメオの500F2(7)ボンネットの追加工作

タメオのフェラーリ500F2、前から気になっていたエキゾースト出口のパーツ割りが実車と異なるところを修正しました。
先に入手してあった1953年タイプの再現度が高いので、こちらを参考に0.15mmの洋白板を曲げたものをサイドパネルのリブの上に重ね、裏側から半田で部分的に固定します。
表側は肉薄のルーバーがあるので半田は使わず、パウダーを混ぜた黒瞬着を隙間に流し込んで補強。コクピットのインテークに貼った真鍮板の継ぎ目も同様に処理しました。
ボンネットとノーズの合いは比較的良好でしたが、念のために瞬着で仮止めしてから面を整えていきます。
正面から見ておだんご → おむすび形になるように、インテークもろとも削り落としました。
様子見のサフを吹いて形状を確認したところ、左右対称が出ていないので、もう少し削り込みと調整が必要です。
ノーズの開口部に取り付けるエッチングはメッシュ部分があっさり目の表現なので、切り取って真鍮メッシュを裏から重ねます。
半田でしっかり固定した後に周囲のはみ出しをニッパーでトリミング、ダイヤモンドやすりで引っかかりのないように仕上げました。
中央のエンジン始動用の穴はドリルだと上手く開けられないので、モーターツールの極小ビットできっかけを作り、テーパーのついた針やすりで徐々に拡げる感じで仕上げています。

1/43のメタル・レジンキットを中心に、模型製作のテクニックをわかりやすく紹介しています。
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