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スーペリアモデルの250GTOのリペイント-11

スーペリアモデルの250GTOの進捗状況は、クリアーの表面に#2000のサンドペーパーを掛け、リアの窓枠を接着するところまで進みました。
ペーパー掛けの目的は、塗装時に巻き込んでしまったホコリの除去と、細かい凹凸を均すことです。この時点でクリアーの膜はごく薄いので、あまり深追いは致しません。サンドペーパーが青くなったらそこで止めます。
さすがに2000番だと水研ぎしてもすぐに目詰まりするので、早めはやめの交換が必要です。プラ板のあて木は研ぐ対象に応じて使い分けています。
リアの窓枠は最初に塗装を剥離したときに取り外したもので、素材は幅0.3mm/厚さ0.15mmの洋白帯板です。残っていた接着剤や汚れやをクリーニングして再利用しました。
ボディ側の窪みに収まるように四隅のカーブを微調整した後、先端同士を裏から半田でくっつけます。
表側にはみ出した半田は#1500のサンドペーパーで平らに削り落とし、モーターツールのゴム砥石で磨いて光らせました。
ボディへの固定はテープで仮止めした状態で、瞬間接着剤を内側から流し込みますが、この接着剤がサラサラ(低粘度)だと予想外のところまで回り込んで台無しになるので、流し込む場所や分量も含めて注意が必要です。
100円ショップのセリアで売っている『超速乾』タイプは使いやすいですね。分量はエッチングのグルーニードルの先端に盛り上がるくらいが適当で、これを裏側ではなく内側から点付けして固まるのを待ちます。
最後にバキュームフォームしたクリアーパーツが入るかどうか?を確認しておきましょう。予想どおり入らない場合は、サンドペーパーで干渉部分を削って合わせます。
次回はフロントの窓枠です。上下左右の4分割なので、リアよりは合わせが楽だと思います。

1/43のメタル・レジンキットを中心に、模型製作のテクニックをわかりやすく紹介しています。
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