God Dwells in Small Things

戦前のクルマ・ブガッティを作ってみよう-6

1/43のBUGATTI T36の製作記です。今日はエンジン脇のルーバーの工作の続きをご紹介します。
レーシング43のストラトスから流用したエッチングを、ボディに彫った凹みに埋め込むわけですが、ご覧のようにモーターツールで凹みを彫って、合わせの微調整はBMCタガネで行いました。
右側面も同様に、取り付けは瞬間接着剤を使いますが、事前にサーフェイサーを吹いて仕上がりのイメージ(ルーバーの高さや傾き)を確認しておくと安心です。
削り落としてしまった前後のシャフト部分の張り出しには、タミヤのエポキシパテで再生します。
盛り付けの時にヘラ代わりのステンレス定規で、ある程度の形を作っておくと、後の整形作業が楽になります。上下の分割ライン(筋彫り)も同様に、パテが柔らかいうちにデザインナイフの刃で押し込むようにモールドしました。
当て木に貼った#240のサンドペーパーで、平面を出すようにザックリ削ります。
埋まってしまったシャフトの穴は、丸ヤスリで元どおりに広げました。ルーバーとボディの継ぎ目や、太く乱れてしまった筋彫りには、パテ代わりのウレタンサフを筆塗りして硬化を待ちます。

こちらのFBページ(https://www.facebook.com/groups/775024612645531/)では、作業に関する試行錯誤を配信中です。

1/43のメタル・レジンキットを中心に、模型製作のテクニックをわかりやすく紹介しています。
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