ボシカの356スピードスターはドアヒンジとパネルの調整にだいぶ時間をとられています。
Adjusting work of the door hinge is slow going…
右側のドアはヒンジの軸の位置が前に寄りすぎており、そのままだと開閉の際にドアの前端部分がボディに引っ掛かるので、内側の半田を外して、フレームごと0.5mmほど後方に移動させました。
ヒンジをボディに半田付けする際は、ドアの自重で後端が下がるのを考慮して、サイドシル後方の隙間にマスキングテープをかませておきます。
作業後にボディをチェックしたところ、ドア下の高さ不足が目についてしまい、修正することにしました。
0.3mm厚の真鍮の帯板を半田付けし、丸みが出るように削って仕上げますが、ニッケルのボディと真鍮帯板と隙間に充填した半田、それぞれの固さが異なるため、なかなか思うようには削れませんねー。