God Dwells in Small Things

Ferrari 312T2, again-12

312T2は昨日の続きで、フロントのロールバーを0.8mmの洋白線を曲げて作りました。前方の細い支柱は0.5mmを半田付けしています。

I made  the front roll over bar with 0.8mm diameter nickel silver and set it on the foot box. The steering wheel was made with PE and a 0.7mm brass ring which I rolled around a drill shaft.

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ステアリングは、丸めた真鍮線とエッチングで作るいつものやり方。キットのパーツも出来が良くて捨て難いんですが、パーティングラインのズレが大きくて使うのを諦めました。

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エッチングのスポークはZモデル製です。両面テープを4枚重ねて厚みを出し、スポークをやや浮かせた状態でリングの内側に半田付けします。

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余分な半田はタガネで削り落とし、溶きパテを盛って接合部を整えればOK。中央のクッションパッドは真鍮パイプから切り出します。

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ステアリングシャフトは0.8mmの洋白線です。真ん中のジョイント部分はタメオの312Tのエッチングパーツに含まれていたもので、その前後を真鍮パイプで挟んでやると雰囲気が出ますね。

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シフトレバーを取り付けてみました。上から見ると、左にオフセットされたステアリングが気になりますが、312T2はこれが正解みたいです。

Comments & Trackbacks

  • コメント ( 3 )
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  1. おぉ~・・・素晴らしい工作ですね。ステアリングって
    インパネ(メーター)よりも少し左側だったんですね。
    真ん中だと計器類が見えなさそうですもんね。

  2. 初めまして。いつも楽しく読ませていただいています。
    フォーミュラカーのステアリングホイールが左にオフセットしてるのはシフトレバーが右にあるからですよ。多分コクピットカウルが小さくなり始めた70年代位から増え始めたんじゃないでしょうか?よくシフトレバー側にあるバルジだけではスペースが足りないですね。自分は昔レーサーになりたくてジュニアフォーミュラに乗ってましたがどの車も左にオフセットしていましたが全然気になりませんでした。

    • ORANGEDRAGONさん、実体験に基づくコメントありがとうございました。
      そういえばロータス72を作ったときもオフセットされていたな〜と、今、思い出しました。

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