God Dwells in Small Things

Ferrari 312T2, again-11

312T2はコクピット前方のフットボックスの蓋を作りました。13年前と比べてディテールは凝ってますが、基本的な作りは一緒です。

I made the upper part of the foot box with a 0.2mm aluminum sheet. Several rivets were made by puncturing with a needle, from the backside. I also added the thin rib around the opening with a nickel silver strip.

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素材は0.2mm厚のアルミ板で、外形を切り抜いてから谷折りするための溝をタガネで引き、エッチングの治具を貼り付けて、けがき針の先でポチポチとリベットを打っていきます。

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ひっくり返してシャシーに乗せてみるとこんな感じ。折れ曲がりが強過ぎるとアッパーカウルと干渉するので注意が必要です。

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四角いメンテナンスホールは、最初にドリルで穴をいくつか開けておき、その間をモーターツールで繋げる感じで開口しました。小径・肉薄のダイヤモンドディスクカッターがあると便利です。

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開口部のリブはさかつうの洋白帯金(幅0.5mm、厚さ0.1mm)を、内側に沿うように曲げて作りました。

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帯金の端同士は、右上の角で切り継いで半田付けしています。

明日に続きます。

Comments & Trackbacks

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  1. エッチングの冶具を使って0.2mmのアルミ板にリベットを
    ポチポチと打つだけでも大変な作業ですね。
    力加減を間違えると貫通してしまいますもんね。
    以前、ヤフオクで歯科医が使うモーターツールのビット
    を落札しましたが、これってかなり使えますよ。

    • 実は今、歯医者に通っていまして、昨日も治療中、テーブルを横目で見ながら”これって軸径は2.4mm?”などと考えていたところです(笑) オークションで落札したのはどんな種類のビットですか?

  2. 自分が使っている(?)のは軸系が上村さんの言われる2.4mmです。
    上村さんが使っているタガネと同じ材質で出来ています。種類は丸型を筆頭に
    色々と7~8本ありますよ。うまく説明出来ないので、申し訳ありません。

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