God Dwells in Small Things

ルネッサンスのポルシェ935製作記-21

静岡ホビーショーが近づき、模型のテンション上がってきました! じつは今回、このマルティニストライプの塗装で2度もミスってしまいましたが、めげずに塗り直せたのはこのテンションのおかげであったと、後になってしみじみ思い出すんでしょうね。
今回はデモドリさんご推薦のメタルックを使ったやり方です。通常のマスキングテープよりも薄い金属箔を使うことで、よりシャープな塗り分けラインが得られるとのこと。
裏面の糊の強さも程よく、ボディ形状へのなじみも良いので、コクピット手前のインテークの角ギリギリを通るラインも綺麗に決まってくれました。
が、塗り終わってデカールを乗せてみたところ、紺色というより黒に見える! 下地の赤帯の段差を消そうと躍起になり、塗料を何度も重ねすぎたのがマズかった…。しばらく考えましたが、引き返すなら今ということで、赤の塗装からやり直します。
幸いにも下地が丈夫なウレタン塗料なので、ラッカー溶剤を含ませた平筆で拭き取りが可能です。今回はマスキングテープを浮かせる方法を変えて、ボケ足を長目にとってみました。
再びメタルックでマスキング。薄いといえど相手は金属なので、ナイフの刃が古いと得られる結果もそれなりです。今回は5回切ったら新品に交換するルールで臨みました。
吹いた直後は「ヨシっ!」と思っても、時間が経つにつれて違和感が出てきます。きっと塗装する場所の照明が明るすぎるんだな。吹く回数は4回でも多すぎるくらいだな。
…というわけで3回目の挑戦。ご覧のようにボンネットやルーフはわずかに丸みを帯びているので、それを意識して貼らないと歪みが出てストライプが真っすぐに見えません。まずはメタルックを貼る始点をココと決めて、終点の端を軽く引っ張り、丸みと逆の方向に僅かなカーブをかけるように貼っています。
また、今回はマスキング完了後に溶剤で余白の赤い部分を拭き取り、エアブラシの霧が届きにくいインテークの奥は、紺色(フィニッシャーズのブラバムブルー)を下塗りしておきました。ドキドキしながらマスクを剥がしてみると… バンパー付近にお漏らしがあったものの、色味のほうはイメージどおりの仕上がりでホッとしました。

1/43のメタル・レジンキットを中心に、模型製作のテクニックをわかりやすく紹介しています。
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