エスプリ43の250GTOの作業を再開、ステアリングはスポーク部分をマスキングして、ベースカラーにGSIクレオスのRLM79サンドイエロー(C119)を吹きます。
I painted the woody pattern on the steering wheel of Esprit43’s 250GTO.
マスキングを剥がした後、レッドブラウン(C41)を含ませた面相筆を擦らせるようにして、木目っぽいパターンを描き込みました。
仕上げにセミグロスのクリアーオレンジで表面をコーティング。完全に乾くのを待ってから、ホーンボタンとボスで挟み込むようにしてステアリングシャフトに固定します。
ボディのほうは、メタリックブルーの塗装に備えて、下地の白を#800〜1000のサンドペーパーで研ぎ出しに掛かりました。ここで注意すべきは筋彫りの周囲は塗膜の盛り上がりで、当て木をしたペーパーで意識して平たんに仕上げます。この盛り上がりを放置したまま塗装を進めると、最後の研ぎ出しで下地が”コンニチワ”する確率が高くなりますので‥。
もう1箇所、リアフェンダーとサイドクォーターの区切りのラインも注意しておく必要があります。ここはどうしても塗料が溜まってラインがボヤけてダルく見えるので、三角ヤスリのエッジを使って軽めに溝を刻んでおくことで、ダルさをある程度予防できるのです。