早いもので静岡ホビーショーから1週間、モデラーズクラブ合同作品展のレポートの最後は、ミリタリー関係で印象深かったモデルをご紹介します。まずはプラスチックウォーリアーズのブースから‥。
製作期間半年、ティーガー3台の大型ジオラマを持ち込んだデモドリさん。どこを撮ってもスキがない、とても絵になる情景です。
kunihiko会長のピンナップガールズの集合ビネット。右端のハーレーWLAを追加して、マスターボックスの箱絵を再現しています。
こちらはルマンの会のカバサワ会長によるキワモノティーガー。鉄仮面みたいですねー。
新メンバーの照井さんのRAMティーガー。その鋭い切っ先で建物に突っ込むという破壊兵器です。
最近またII号戦車が気になります。この作品はエンジンまで作り込まれているけれど、元キットは不明。もしかしたらタミヤのいちばん古いヤツかもしれません。
ドラゴンのオレンジボックスのIII号G型。アフターパーツの使用は極力控え、塗装でどこまで雰囲気良く仕上げることが出来るか？とコメントに書いてありました。
「日本のモデラーは工作に時間を掛けるけど、塗装にはさほど時間を割かない。見栄えを左右するのは結局塗装なのに！」とは、ヨーロッパの某有名モデラーの弁。
今回の合同展にはスウェーデンやスペインなどのユーロ圏から有名なモデラーが数名来日していました。Toni Canforaさんの作風が好きだけど、顔を知らないから声を掛けられませんでした（笑）
こちらは先月のモデルグラフィックス誌にも掲載されていたタミヤのホルヒ1a。実物は予想以上に小っさいです！
ボトルシップは今回、作り方を解説したパネルが展示されていたので、足を止めてじっくりと拝見しましたが、道具とかパーツとか全部手作りなんですね。そういうキットがあるものとばかり思っていたので、ちょっとしたカルチャーショックです。
これらの道具をボトルの口から中に差し入れ、少しずつ組み立てて行くそうです。根気の要る作業ですな〜。
タミヤのミグ21を題材にしたシルバー塗料の研究発表。奥から手前の順番で金属調の輝きが増しています。
そういえば今回は沢山の方から「356スピードスター残念でしたね‥」という励ましのお言葉を頂戴しました（笑）　今、3度目のサフを吹いたところなので、近いうちに製作記を再開する予定です。