静岡ホビーショー・合同展の後始末を済ませて、今日からまた製作に戻ります。お題はエスプリ43のフェラーリ250GTO。今年の1月以来、ご無沙汰だったキットです。
I get back to the Esprit43’s 250GTO kit, started to remake the frame of the front window with an annealed brass lod.
これまでの顛末については旧ブログの「GTO VIRUS」のエントリを読んで頂くとして、問題のフロントウインドウ枠の再生は、焼きなました真鍮線を半田付けする手堅い方法を選びました。
真鍮線そのままの丸断面だと違和感があるので、焼く前にヤスリを掛けて少々平たくしておきます。
ガスライターで真っ赤になるまで炙ってやると、手曲げにちょうどいい柔らかさになりますから、開口部のカーブに沿うように曲げていきました。
裏側から少量の半田を流して固定します。コテは25Wくらいの太いヤツを使って、融点が160度前後の低温半田を使えば、ボディを溶かす心配も少ないでしょう。
フロントウインドウの原型はタミヤのエポキシパテです。表面にウレタンサフを吹いてから磨き、0.3mm厚のPET板をガスコンロで炙ってバキュームしました。この試作品はどうやら熱をかけ過ぎたみたいで、表面に細かいブツブツが少なからず発生しましたが、ひとまずこれでフィッティングを確認してみます。