今日は、現在製作中の312T2の参考資料を4冊ほどご紹介します。
まずは、MFHから発売されているJOE HONDA RACING PICTORIAL SERIESのNo.7。比較的大判のカラー/モノクロ写真で、1975-76年シーズンに活躍したフェラーリ312TとT2の記録を追っています。
312T2に関しては、モナコ、スイス、フランス、イギリス、ドイツ、オランダ、そしてF1インジャパンと、各グランプリごとに4ページから6ページのボリュームでまとまっていて、冒頭のレースレポートやキャプションを読み込むと、写真の見方がさらに深まること請け合いです。
2冊目は、山海堂時代のF1モデリング別冊『1976年F1世界選手権インジャパン』。アマゾンに出ている中古は少し高い気もするので、欲しい方はヤフオクで狙ってください。
312T2に関しては4ページ。その全てがカラー、かつモデラーの目線で選ばれているところがありがたいですね。グランプリは日本以外にオランダ、フランス、ベルギー、イタリアなどが混在しています。
3冊目は、モデルグラフィックス別冊の『エフワン・モデリング・ラボラトリー』。タミヤ、ハセガワの1/20スケールのF1キットを題材に、プラモデル製作のノウハウがギッシリ詰め込まれた一冊です。
ハセガワの312T2が素性の良いフルディテールモデルだけに、実車資料の補完的な意味合いで、かなり役に立っています。モデルの出来と写真のほうも素晴らしい仕上がりです。
最後は昭和51年発行のオートスポーツ別冊『Grand Prix F-1』。ルマンの会のK会長が、”同じの2冊持ってたから(笑)”と頂いちゃいました。
大きさは縦横21×18センチと正方形に近い判で、巻頭の40ページがカラー、残り220ページはモノクロです。
古本で面白いなぁ〜と思うのは、とんでもなく黄ばんでいるページとそうでないページに分かれているところ‥。サスペンションやステアリング周りなど、貴重な写真が載っているページは綺麗だったので助かりました。
これらの資料写真は、いちいちページを開いて探すのも面倒なので、事前にスキャナーで必要な部分を取り込み、画像管理アプリのPicasaを使って、PC画面に表示させるようにしています。
ちなみにネットから画像をダウンロードする場合は、面倒でもキーワード(312t2, monaco,1976など)を含めて保存する習慣をつけておくと、後から検索で探し出すときに役立ちます。
これらの書籍(資料)を入手したらエライ事になって収拾付かなくなりそうです。
(あくまでド素人の自分の場合ですけど)