250GTO#5000の製作再開-9
AK
God Dwells in Small Things
フェラーリ250SWBという車は一見地味ですが、随所に特徴的なディテールを持っていて、今回の制作ではそれらを自分なりの解釈も交えて再現できればいいなと思っています。

まずはボンネットの高さをかさ上げすべく、フロントウインドウの下辺にタガネとエッチングソーで切れ目を入れ、細い窓枠だけを上方に持ち上げます。

続いて左右のフェンダーとボンネットの谷間にも切り込みを入れ、ボンネットの後端をグイッと! これでかなり印象が変わりました。

ボンネット後端の高さを適切なレベルに調整し、黒瞬着で仮止め。一晩置いてからフロントグリルの両脇も鋸を入れてフェンダーを完全に切り離し、左右に押し広げることで、やや寄り目だったヘッドライトの位置を矯正しました。

ボンネットの前端の高さも1mmほど下げてから、グリルの両脇を半田で固めます。50W以上の太めの半田コテを使わないと難しい作業かなと思います。

ボンネットとフェンダーの隙間埋めには、黒い瞬間接着剤にパウダーを混ぜた「黒パテ」を使いました。

ここでボディとシャシー、3Dプリントで作ったタイヤを仮組みして全体の印象をチェック。ホイールは過去作で使わなかったBosicaの深リムが余っていたので、タイヤに合わせて旋盤で浅く削ったものを使います。

ホイールシャフトには1.4mmの真鍮パイプを使用。大きな調整の必要もなく、すんなり良い姿勢に収まってくれました。