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FORD GT40を塗り直せ Part3 – ライトカバーをバキュームフォームで作成

AK

AMRのGT40はボディに2回目のサフを吹き、ルーフに取り付けるモールを真鍮板の曲げ細工で作りました。

ウレタンサフはラッカーと比べて塗膜がしっかりしているので、ルーフとヘッドライトの修正部分(ホワイトメタルの地が出た箇所)を中心に、ボテっと厚くならないように吹き付け、30℃度前後に保った乾燥機に半日入れて硬化するのを待ちます。

サフで半ば埋まってしまった筋彫りはタガネで、エッジの塗膜がポロッと欠けないように慎重に彫り直します。曲線部分は全周に刃の付いたビット(BuschのFig194)を使うと上手く彫れることが分かりました。

ルーフのドア部分を覆うモールは昔作ったパーツの再利用が難しかったので、新たに0.2mmの真鍮板の帯から作り直しました。

最初にドアの筋彫りに沿って、溝の中に落とし込むように曲げてから、コーナー部分に切り込みを入れて外側に向かって直角に折り、裏面から半田を流して固めています。

プライヤーで挟んで細かい調整を加えながら形状を整え、表面の凸凹は240番と400番のダイヤモンドやすりで均しました。ルーフに余計な傷がつかないように、マスキングテープを貼って養生しておきましょう。

ライトカバーを含めた透明パーツも古いものは再利用できないので、バキュームフォームで新規に作り直しです。材料は100円ショップのセリアで購入したA3カードケース(PVC製ハードタイプ)です。

バキュームフォーマーに付属の鉄球は、パーツの隙間を埋めて過度なオーバーハングを減らし、成形したパーツを取り外しやすくするためのもの。なので1回成形したら面倒でも別の容器に回収して、次の原型をセット後に改めて流し込むようにしています。

成形品の切り出しとフィッティングはこんな感じでやっています。
ABOUT ME
上村アキヒロ
上村アキヒロ
一義的にモデラー
1967年生まれ。'90年代半ばから本格的に模型制作をスタート。ホームページ『God dwells in small things』を立ち上げ、 『モデルグラフィックス』や『F1MODELING』で記事を執筆。 2025年末にサイトをリニューアル、デジタルとアナログを行ったり来たりしながら、2025年末にサイトをリニューアル、デジタルとアナログを行ったり来たりしながら、模型づくりの可能性を模索中。
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