キューポラの外筒の整形作業は、少し面倒ですが旋盤で内寸にピッタリ合う治具を作ってパーツを圧入。そのまま回転させながら刃物を当て、表面をひと皮剥く要領で削り取りました。
トップの外周リングもエッジを斜めに面取りしたおかげでシャープに仕上がっています。バイザーの装甲板は前方の3つを開いた状態、後ろ2つは閉じた状態で固定しました。
S-28のパーツは中央にパーティングラインが入っていたので、リベットごと削り取って整形。タミヤのIII号戦車の余りパーツからリベットを切り取ったものを移植しました。接着はタミヤセメントのさらさらタイプが便利です。
吊り下げフックはキットのパーツは使わず、オンザマークモデル(古っ!)のエッチングパーツで作り直しました。
ハッチ上の雨どいもエッチングを使おうと思いましたが、オーバーサイズ気味だったので断念。キットパーツの接着面を削って薄く仕上げています。
砲塔に取り付けるとこんな感じ。雨どいの上の取っ手は0.7mmの真鍮線で置き換えました。