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タミヤのシムカでトポリーノを作る-15

今週の『砂漠のトポリーノ』はインテリアを中心に作業を進めました。まずは手を出しやすいところでルームミラー。キットのパーツはモールドが無くのっぺらぼうなので、エッジを残して内枠を一段低く彫り下げます。
彫り下げた面に持ち手を仮付けして、ジャーマングレーで塗装。洋白帯金から作った鏡面は、研磨用のフィルム(#4000→#8000→#15000)で磨きました。
ルーフの裏に流し込み接着剤で取り付け、半日経って樹脂が落ち着き固まってから、セメダインのハイグレード模型用接着剤で鏡面を固定します。
ダッシュボードのモールドはシャープでしたが、スイッチ類はもう少し立体感が欲しいので、トグルスイッチを六角ユニオンと0.5mmの洋白線を組み合わせて自作してみました。
4つあるスイッチノブの引き手は、アドラーズネストの平径0.7mmのボルトヘッドを使用。モーターツールで回転させながらヤスリを当てて丸みをつけました。
黒染めしてアルミパイプに差し込んだものを取り付けるとこんな感じ。メーターリングは既存のパイプが無かったので、旋盤で削り出すという大人気ないことをやっております。
中央のキーシリンダーは0.5mm洋白線の先にダイヤモンドディスクでスリットを切り、Zモデルのエッチングキーを差し込めるようにしました。外側のアルミパイプの直径は1mmで、座金として半田線を丸めたリングを追加すると見栄えが上がります。
その上方(画像では下方)に追加した方向指示器のレバーは、0.5mmの洋白線を逆テーパー状に削ったもので、やはり極細の半田線をリング状に巻いたパーツを組み合わせています。

1/43のメタル・レジンキットを中心に、模型製作のテクニックをわかりやすく紹介しています。
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