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サカイマシンツールのML-210(その2)

AK

昨日は約8時間ほど、PAXTONのフューエルキャップを作るために旋盤と格闘していました。素材となるアルミ(A2017、楽天で購入)は直径8ミリ、目的のパーツは最外径が3ミリ足らずなので、もっと細い材料から削り出せば時間も労力も減らせるんでしょうけど、ホームセンターで手に入る細めのアルミ材は柔らかいものが多くて、この種の細かい切削工作には向かないんですね。

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フューエルキャップの外周にはボルトが12本、等間隔で並んでいまして、模型では0.3mmのドリルでモールドを入れていけばそれらしく見えるんですが、この等間隔というのが難しい! 本格的に攻めるならフライス盤と割出円テーブルを使うんでしょうけど、今回はそこまで予算をかけられないので、エッチングの治具を使って手作業でモールドを入れることにしました。

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ちょうど手元に’90年代のF1用給油口に使うエッチングパーツがあったので、小さな凹みのモールドをドリルでちまちまと開口。それを旋盤で削り出したアルミ材に重ねて瞬間接着剤で仮止めし、モーターツールに取り付けたドリルで穴を開けていきました。

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試作品やエッチングを3つ4つダメにしながら、ドリルの刃を向ける方向や力加減を工夫してみたものの、思うような結果が出ないまま夜の9時をまわり、”もうダメか?フライス使える人に外注しちゃおうか?”と風呂に浸かりながら考えていたその時、”そうだ! 外周の肉を薄くして0.25mmのドリルで貫通させてから、エッチングを外して裏側からリーマーで微調整すればイケるかも?”とアイデアがひらめきました。

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風呂から上がって、いつもの就寝時間を蹴っ飛ばして残業した結果が上の画像です。パクストン、手強いです(笑)

ABOUT ME
上村アキヒロ
上村アキヒロ
一義的にモデラー
1967年生まれ。'90年代半ばから本格的に模型制作をスタート。ホームページ『God dwells in small things』を立ち上げ、 『モデルグラフィックス』や『F1MODELING』で記事を執筆。 2013年にサイトをリニューアルし、模型の新たな可能性を模索中。
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