半年ほど前に修理依頼を受けたハセガワのランチアデルタ。作業そのものは既に終わっていたものの、引き渡しを前に写真を撮っていて大きな不具合が見つかり、慌てて作業しましたよ‥というお話です。
You know I often take order to repair my old work. This is Hasegawa’s Lancia Delta HF 16v which I built over 20 years ago…
例によってサイドウインドウ周辺にうっすら生えたカビの除去と、浮き上がったシートベルトの修正です。ハセガワのデルタはボディとシャシーの勘合が固く、内装にアクセスするにはボディ下半分をハの字に広げて外す必要があり、塗膜を割らないように注意しなければなりません。
浮いていたシートベルトはドライバー側の1本だけ。当時はどんな接着剤を使ったのか忘れましたが、今回はセメダインの速乾Gクリヤーを使い、しっかり貼り直しておきました。
インカムのコードとかキルスイッチとかシートのカーボンケブラー模様とか、妙に真面目に作っているな〜と我ながら感心してしまいます(笑)
冒頭で見つけた不具合がこのストライプデカールの欠損です。ウインドウのカビを洗い流し、水滴をエアーで飛ばしている際に剥がれ、どこかへ飛んでいったものと思われます。
当時から軟化剤を使って密着には気をつけていたつもりですが、さすがに至近距離からのエアブラシの風圧には耐えられなかったようです。幸いにもスペアのデカールを持っていたので、それを貼り直して作業完了しました。
完成したらだんだんと朽ち果てていくのが模型の宿命とはいえ、20年も前に作ったものを未だに大切にしてくれる方がいて、なおかつお金を払ってまで直してほしいとご依頼を頂けるのは、製作者冥利に尽きる!の一言ですね。
ランチャもこれだけ並ぶと壮観ですね。自分もプロフィニッシャーでデビューしようかな?
すいません、ド素人の自分には高嶺の花でした。
ごめんなさい。名前を入れるのを忘れて投稿してしまいました。
いつもコメントありがとうございます。ノブさんの投稿はだいたい分かるので大丈夫ですよ。
僕もインカムに目が行きました。
僕だったらシャーシを開けたり閉めたりして壊してしまいそう。
残念ながら自分でもどう作ったか忘れてしまいました(笑)
おそらく極細の半田線をピンバイスに巻き付けてコードにしたんだと思います。