すみません、F1モデリングの原稿が手一杯でブログはお休みしてました。今日はそんな合間に持ち込まれたハセガワの1/24ランチアデルタの修理報告です。
修理といってもクリアーコートがされていない部分のデカールの貼り変えです。よく見ると黄変だけでなく表面が液状化で流れてしまっていて、さすがに20数年の歳月を感じます‥。
クレオスのうすめ液を含ませた綿棒でキレイに拭いてから、スペアのデカールを貼ることにします。
クリアーファイルに入れて冷暗所に保管していましたが、こちらも経年変化で相当に黄ばんでいました。当時の国産のオフセットデカールはだいたいこんなものです。カルトグラフが特別なんです(笑)
不平を言っていても始まらないので、新兵器の紫外線ランプに入れて様子を見てみましょう。
おぉ!紫外線を当てていないものと比べて、6-7割ほど白さが戻りました。欲を出してあと12時間ほど継続してみます。
ルーフのベンチレーターに貼ったジョリークラブのロゴ。ここだけクリアーを吹かなかったので、黄色というよりオレンジだよ(笑)
エナメルのシンナーを含ませた綿棒で擦ってみたら、ニスの部分だけ剥がれて黄ばみが目立たなくなりました。スペアのデカールが用意できない場合は、試してみる価値があるかもしれません。