ちょうど10年前に手をつけたテクノモデルのアルファロメオTipo33ストラダーレです。レジンのボディに挽物のホイール、エッチングと良さげに見えるパーツ構成ですが、これを組んだメーカー完成品は実車にはほど遠い風情…。
作り始めた当時、ホイールベースに対してボディの幅が足りなく感じたので、真ん中で2つに割って幅を広げました。※何ミリだったかは忘れました。
この隙間を埋めるのにプラ板とエポキシパテを使いましたが、経年変化でしばらく見ない間にうっすらとした凹凸が出現!
パテの引けや素材の熱膨張率の違いなど様々な原因が考えられますが、自動車板金のテキストによれば、パテの継ぎ目を一直線にせず、フェザーエッジとして処理すれば大丈夫のようです。
具体的には、継ぎ目を斜めに削ってゆるいスロープ状の段差をつけ、パウダーを混ぜた黒瞬着を盛って埋め直しました。※2020年12月の作業
再開はここから… ボディの幅増しによってシャシーも使えなくなったので、厚手の真鍮板で新たに作り直します。
いきなり真鍮板を切るのは難易度が高いので、工作しやすい0.3mmのプラ板から型紙を切り出しました。
ホイールもよく見ると穴の形状や間隔が歪なので、流用できそうな他社製品を物色中です。