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ピニンファリーナP4/5の製作記-2

AK

ツイッターのほうで先行しているX3modelのP4/5のレジンキットの製作記のまとめです。車の模型を作るとき、僕はタイヤとホイールから手をつけることが多くて、今回も例に漏れずタイヤのパーティングラインの整形から始めます。
パターンのないスリックタイヤだと#240のサンドペーパーで削り始めますが、このようにパターンが刻まれている場合は#400で様子をみながらバリを取って目立たなくします。完璧に消す必要はありません。
続いてホイールの整形。スポークの凹みの底にわずかな段差があったので、BMCタガネの刃を立ててカンナ掛けの要領で平らに削ります。力を込めないように、何度も軽い力で『引く』のがコツです。
タガネで削り終えたらサフを薄めたものを全体に筆塗りし、細かい凹凸やキズを見つけ次第、#800のサンドペーパーで潰していきます。
クレオスのグレーサフ1500と黒サフを混ぜたものを2回、エアブラシで吹き重ねました。棒の先にテープで固定して吹くより、爪楊枝に差して回転させながら吹くほうが均一な塗膜に仕上がります。
表面を#1200のサンドペーパーでざっくりナメてから3度目のサフを吹き、リムにエアバルブを差し込む穴を開けました。バルブ本体は0.5mmの真鍮パイプに0.3mmのリベットの組み合わせです。
ホイールの指定色は『銅色』だったので、暗めのメタリックブラウンのイメージで塗ってみました。メタルカラーのブラスにシルバー、艦底色、セミグロスブラックを加えたものを吹き、最後にフラットベースを混ぜたスモークブラックでツヤ加減を調整しています。
タイヤをはめてみると黒色がぼやけた印象だったので、シタデルのコントラストカラー『BLACK TEMPLAR』をサイドウォールに筆塗りしました。トレッド面には水で2倍程度に薄めたものを、モールドの奥に染み込ませるように塗っています。

ABOUT ME
上村アキヒロ
上村アキヒロ
一義的にモデラー
1967年生まれ。'90年代半ばから本格的に模型制作をスタート。ホームページ『God dwells in small things』を立ち上げ、 『モデルグラフィックス』や『F1MODELING』で記事を執筆。 2013年にサイトをリニューアルし、模型の新たな可能性を模索中。
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