赤い250SWB-1「3Dプリントでタイヤを作成」
GT40と同時に制作中の250SWBの作業記録です。じつは昨年の5月からちょこちょこと手をつけていて、SNSのほうに画像も上げていました。

キットはAMRの茶箱、まだ「お弁当箱」と呼ばれる平たいパッケージに変わる以前のもので、ボディのプロポーションやパーツ構成は「お弁当箱」と大差ないと思います。

タイヤは375MM用に作ったものが使えるか?と思いましたが時代的に合わず、市販品も今ひとつだったので新規に作成します。

最初に基本となる断面図を描き、「回転」で作ったものを見ながらサイドウォールの膨らみやショルダー部分の角度を調整します。

トレッドパターンは実物の画像を下絵に読み込み、輪郭をトレースして「押し出し」でブロックを作ります。

その「押し出し」フィーチャーを選択し、「円形状パターン」で360度ぐるっと配置します。パターンの数量を幾つにするかでブロック間の隙間が微妙に変わってくるので、この工程は根気勝負です。

ブロック表面の整形は、断面図に描いた図形を選択し、「回転」から「交差」で実行します。エラーやフリーズが出やすい箇所なので、事前に保存をかけておきましょう。

サポートや取りシロ、切削整形用の回転軸をつけてプリントします。使用しているレジンはSK本舗の「高性能水洗いレジン」、光造形プリンターは「Hunter」です。

モーターツールに固定して回転させながら刃物を当て、サイドウォールの膨らみを整形します。ここはシャシー側に隠れて表からは見えませんが、車高の高いクルマの場合はきれいにしておいたほうがいいです。

整形後に回転軸を旋盤で切り落とし、使うホイールサイズに合わせてタイヤの内径を調整。塗装は半艶の黒とジャーマングレーをエアブラシで艶っぽく吹き、乾燥後に油彩のライトグレーをドライブラシで仕上げました。
今回作成したタイヤのSTLデータはGoogleドライブで共有中です。常識の範囲内で自由にお使いください。
