technique

パネルラインの筋彫り

AK

先日のホビーフォーラムで拝見したStandard Works 43/uhrbysさんのほっそ〜い筋彫りにはかないませんが、あらためて私がやっている筋彫りを何パターンかご紹介します。まずはデザインナイフを使った方法から‥。

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ナイフの刃は肉厚で、できれば使われまくって切れ味が鈍っているもののほうが適しています。最初に刃全体を軽く押し付けるようにアタリをつけて、徐々に力を加えながら前後にギーコギーコと動かし、溝を深めていきます。ちょっと乱暴に見えますが、フリーハンドで全体のバランスを見ながら彫れるのがメリットです。

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次はけがき針を使ったやり方です。テンプレートは0.3mm厚のプラ板で作って、ボディには瞬間接着剤で固定しています。上の画像のようにプレートの外側に沿って彫る場合はやや大きめに、反対に内側を彫る場合は小さめに仕上がるので、テンプレートを作る際はその分を加味しておいて下さいね。

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そして最後にタガネを使うやり方。一度に深く彫ろうとせず、軽い力でもって10回、15回と繰り返すようにします。けがき針で彫った溝と比べると断面図が異なって見えますが、この上にサーフェーサーやボディカラー、クリアーを重ね塗りすれば、筋彫りもどんどん細くなり、微々たる違いは判らなくなります。

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いずれの筋彫りも、彫り終わった溝の両肩はめくれていることが多いので、仕上げにサンドペーパーを当てて平らにしておきましょう。この種の作業は、写真だけでなく動画で見せて欲しいとリクエストがあったので、今後の課題としておきます‥。

ABOUT ME
上村アキヒロ
上村アキヒロ
一義的にモデラー
1967年生まれ。'90年代半ばから本格的に模型制作をスタート。ホームページ『God dwells in small things』を立ち上げ、 『モデルグラフィックス』や『F1MODELING』で記事を執筆。 2013年にサイトをリニューアルし、模型の新たな可能性を模索中。
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