アネシーの375MM(その13)ボディ塗装の磨き
AK
God Dwells in Small Things
X3モデルのP4/5はフロントと左右のウインドウにえらく時間がかかっております。結論から言うとバキュームフォーマーでは上手くいかず、昔ながらのヒートプレスで作りました。
先月導入したバキュームフォーマーは、上部に内蔵された電気ヒーターで塩ビをじっくり加熱するタイプで、これだと表面がブツブツと荒れやすく、原型の表面にぴったりと貼り付いてランダムな染みが残りやすいようです。
何度も繰り返し熱をかけていたせいか、原型に使っていたパテが浮いてきたので、シリコーンゴムで型取りしてレジンのコピーを作りました。
表面が白いままだとホコリの混入が確認しづらいのでサフを吹き、表面処理はラプロスの4000番で研いだまま、塩ビ板の貼り付き防止のため敢えて磨いていません。
“同じことを繰り返して別の結果を期待するのは愚の極み” なので、作戦変更してヒートプレスでやってみます。塩ビを固定する型枠には、正方形のアルミ板を糸鋸で切り抜いたものを2枚用意しました。
型枠の端どうしをガムテープで繋ぎ、間に塩ビ板を挟んでガスコンロでふわっと炙って原型に押し付けます。1回目のトライでは開口部がちょっと広すぎたようで、ガムテープで狭くしてみたら綺麗に絞れました。
5-6枚ほどプレスした中から綺麗な部分を選び、ボディの開口部に合わせてフィッティング。照明のハイライトをピラーの前後で繋げるのは大変そうですが、なんだかんだ作業しているうちに慣れて大変じゃなくなります。「要は場数だな」としみじみ思いました。