少し前に1/43のモデルカーをきれいに写すハウツーを紹介しましたが、今日はそれよりも大きな模型、F1のプラモデルを撮影する方法です。いちばん簡単なのは、ベランダなり公園なり屋外に出て、太陽光の下で撮影することです。
今回は午後3-4時の曇りの日を狙って、家のベランダに出て撮影してみました。バックペーパーは目玉クリップで大きめのブックエンドに固定していますが、風にあおられると模型ごと吹っ飛ばされかねないので、できれば無風の日を選んだほうが安心です。
撮影はマニュアル操作ができるコンパクトデジタルカメラで行いました。当然、部屋の中より外のほうが明るいので、絞り値を最大(f11)にしても暗くならず、シャッタースピードが1/50s前後で手ブレの心配も気にせず、思うままにカッコいいアングルを狙うことができます。
一方、屋内で撮影する場合は、被写体が大きいだけにちょっと面倒なことになります。1/43の倍ほどの大きさなので、より明るくするために、アルミ板を付け足して反射面を増やすといった工夫が必要になってきます。

※ どちらもレフ板を当てて、車の側面に光を回しています。

三脚はディスカウントストアで売っているようなアルミ製の安価なものでOK! これらの画像は5枚とも照明は天井の蛍光灯だけで、シャッタースピード0.5秒でタイマー撮影しています。ブログに上げたりSNSに投稿するなら、これで十分に合格点をもらえると思いますよ。