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器用と不器用の – マスキングテープの境界線

akihiro


先週末は250GTOの窓枠をマスキングしつつ、「手先が器用な人と不器用な人の境目ってどこだろう?」と、普段なら気にもとめないようなことを深く考えていました(笑)
たとえば “カッティングマットの上でマスキングテープを細長く切る” という行為は、特に器用さが求められる作業ではありません。試しに模型歴ゼロの妻にやってもらったところ、デザインナイフの切れ味にこそ驚いていましたが、普通にカットできました。
続いてこのマスキングテープを窓枠に沿って貼る作業です。位置決めの際、ほんの0.05mmズレただけで窓枠の太さが違って見えるので、慣れない人には難しいでしょう。ゆるやかな曲線を描いている部分は、あらかじめその曲率に合わせて指先で曲げたものを貼り付けます。一発でOKとなることはまずありません。二度三度と貼り直しているうちにテープの端面が乱れたり、ホコリを噛んでしまったりするので、そうなったらまたテープを切るところからやり直し‥。そんな時は自分でも「あぁ、なんて不器用なんだ!」と思うので、冒頭で述べた『器用・不器用の境界線』はこのあたりに認定したいと思います。

ABOUT ME
上村アキヒロ
上村アキヒロ
一義的にモデラー
1967年生まれ。'90年代半ばから本格的に模型制作をスタート。ホームページ『God dwells in small things』を立ち上げ、 『モデルグラフィックス』や『F1MODELING』で記事を執筆。 2013年にサイトをリニューアルし、模型の新たな可能性を模索中。
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