あぁ、一週間前は変な汗をかきながらパクストンを組み立てていたなーと思い出にひたりつつ(笑)、この車の風防まわりにある、やたら数の多いリベットをどうにかしてみましょう。どちらかというと目立ってほしくない『陰』の部分なので、デカールであっさり目に再現することにします。
リベット打ちにもよく使う、ファインモールドの艦船用エッチングパーツ(AG-06)を透明デカールの上に乗せて、上からラッカー系のシルバーを2回ほど重ねて吹いてみました。
エッチングを外してみると、一つ一つのドットが大き過ぎてスケール感が出なかったので、エッチングにウレタンサフを重ね吹きし、孔の大きさを狭めてから再チャレンジ! デカールさえ出来てしまえば、貼り付け作業は短時間で済みます。
作りきれなかったメーター裏の配線は、資料がほとんど見つからなかったので、同年代のF1(ロータス49など)を参考にしています。材料は真鍮パイプと洋白線、それにアドラーズネストの六角ボルト少々です。
ここは素直にリベットは省略しましょう、その方が精神衛生上良いのではありませんか?
このままでも十分に素晴らしい作品なんですから。